c2pc

OpenTypeにおける大文字と小文字

仕様書

フォント機能 case

[2] case は Case-sensitive Forms とされます。 >>1

[3] 各種の句読点 (punctuation marks) をすべて大文字 (capital) の列や lining figure の集合とよく機能 (work) する位置まで上げ (up) ます。 >>1

[5] 既定の状態では text face 中のグリフ小文字 (lowercase characters) 機能 (work) するよう設計されます。 いくつかの文字 (character) は全大文字 (capital) や lining の (text) ではより高い視覚的中央 (higher visual center) に合うように垂直にずらすべき (should) です。 >>1

[7] ダッシュ括弧 (bracketing characters) ギュメ (guillemet quotes) を上に移動して大文字に合うようにします。 >>1

[4] また、 oldstyle figurelining figure に変更します。 >>1

[6] lining figure大文字 (capitals) と同じか近い高さ (height) で、 全大文字 (capital) (text) にずっとよりよく合います (fit) >>1

[9] いつ適用するかは応用が (利用者の設定も考慮しつつ) 決められます。 >>1

[8] 応用は、利用者が複数の文字大文字に変更したときや、 大文字だけのを検知した時などに、 case を有効にできます。 >>1

[10] 欧州 (European) 用字系のみに適用されるもので、 とりわけ (particularly prominent) スペイン語 (Spanish-language) に関係します。 >>1

[11] GSUB lookupType 1GPOS lookupType 1 を使うことができます (may) >>1 他も禁止されているわけではありません。

フォント機能 cpsp

[12] フォント機能 cpsp は Capital Spacing とされています。 >>1

[13] cpspすべて大文字の文章 (all-capital text) グリフ間隔 (spacing) を大域的に調整します。 >>1

[14] ほとんどの書体 (typefaces) 大文字小文字 (capitals and lowercase caracters) を含んでおり、 大文字 (capitals) 小文字 (lowercase) と共に機能 (work) するよう位置付け (positioned) されます。 大文字 (capitals) (words) に使われるときは、 可読性 (legibility) 美しさ (esthetics) のためにはもっと間隔 (space) が必要となります。 >>1

[15] 等間隔の設計 (monospaced designs) には適用しません (would not) >>1

[16] GPOS lookupType 1推奨 (recommended) されます。 >>1 それ以外の GSUBGPOS も禁止されているわけではありません。

[18] 既定の状態で有効とするべきです (should) >>1

[17] 応用利用者の判断で適用する (例えば文章 (text) 選択して大文字 (all-caps) に変更したときに適用する) ことにしても構いません (can) し、 大文字 (capitals) のみで構成されるを認識する発見的方法で適用しても構いません (can) >>1

[21] 既定で有効にするべきとしながら状況次第で有効にする実装方法も示されているのはどういうことなのかいまいちよくわかりません。 既定で有効にすると小文字混じりのときにも適用されることになりますが、 それとも大文字だけの語にだけ選択的に適用するのを既定としろということでしょうか。 そんな難しいことを既定の実装として要求しているようにも読めませんが...

[19] 応用利用者が個別の (tastes) 機能性 (functions) 合わせ (fit) て調整率を上書きする手段を提供することもできます。 >>1

[20] kern 等と併用できると明記されており >>1、 小文字混じりのときにも常時適用されるものとは異なる更なる間隔を空けるために使うことが想定されているようです。

[25] cpsp はあまり使われていないといわれています。

[24] 過去の Glyphs は既定で cpsp を設定していましたが、不評で取りやめました。 フォント開発者が意図しないうちに既定値によって不適切なアキが生じるケースが多発していたようです。 >>22, >>23

フォント機能 c2pc

[26] フォント機能 c2pc は Petite Capitals From Capitals とされます。 >>1

[27] 大文字 (capital characters) を petite capitals に変更 (turns) します。 >>1

[28] 通常はすべて大文字 (all caps) 組む (set) 語、 例えば頭字語 (acronym) のようなもので、 文章 (text) 流れ (flow) 混乱 (disrupting) させたくなくて petit-cap (form) 望ましい (desired) ときに使います。 >>1

[29] UNICEF や NASA のような語に適用できます。 >>1

[30] GSUB lookupType 1大文字 (capital) グリフから petite cap (form) に写像するのが推奨 (recommended) されています。 その他の GSUBGPOS が禁止されているわけではありません。 >>1

[31] 既定の状態では無効とするべきです (should) 応用は、利用者頭字語を入力したときなど、 言語依存 (specific) の case-mapping logic に基づき petite-cap formatting を実装するためこの機能を利用できます。 >>1

フォント機能 c2sc

[32] フォント機能 c2sc は Small Capitals From Capitals とされます。 >>1

[33] 大文字 (capital characters) small capitals変更 (turns) します。 >>1

[34] 通常はすべて大文字 (all caps) 組む (set) 語、 例えば頭字語 (acronym) のようなもので、 文章 (text) 流れ (flow) 混乱 (disrupting) させたくなくて small-cap (form) 望ましい (desired) ときに使います。 >>1

[35] UNICEF や SCUBA のような語に適用できます。 >>1

[36] GSUB lookupType 1大文字 (capital) グリフから small-cap (form) に写像するのが推奨 (recommended) されています。 その他の GSUBGPOS が禁止されているわけではありません。 >>1

[37] 既定の状態では無効とするべきです (should) 応用は、利用者頭字語を入力したときなど、 言語依存 (specific) の case-mapping logic に基づき small-cap formatting を実装するためこの機能を利用できます。 >>1

メモ