HTML4 時代

[15] 著者は、 HTML 文書に代替スタイル・シート (alternate style sheet) として互いに排他的なスタイル・シートを幾つも指定することができます。 利用者はその中から好みに応じて好きなものを選ぶことができます。 ^{[HTML 4]}

著者は、代替スタイルのうちの1つを優先スタイル・シート (preferred style sheet) とできます。 ^{[HTML 4]}

著者は、代替スタイルとは別に持続スタイル・シート (persistent style sheet) を指定することができます。 ^{[HTML 4]}

[17] 代替スタイルの例 ^{[HTML 4]} :

• 小画面用に設計したスタイル・シート
• 弱視利用者向けのスタイル・シート (大きな文字)

[18] UA は、利用者が代替スタイルを選択できるようにするべきです。 また、利用者が他のものを選ばない限り、優先スタイルを適用するべきです。 UA はどの代替スタイルを選んでも、持続スタイルをあわせて適用しなければなりません。 ^{[HTML 4]}

UA は、利用者が著者のスタイル・シート (優先スタイル・シートや持続スタイル・シートを含みます。) をすべて無効化できるようにするべきです。 ^{[HTML 4]}

[19] 著者は複数の代替スタイル・シート (優先スタイル・シートを含みます。) を同じ名前で集団化することができます。利用者が名前付きスタイルを選択したら、 UA はその名前のスタイル・シートをすべて適用しなければなりません。