[1] X-WAP-Profile-Diff
一般頭欄は、
<http://www.openmobilealliance.org/wapdocs/wap-248-uaprof-20011020-a.pdf>
9.1.1.2 で定義されています。
既存の CPI を一部拡張したり書き換えたりするのに使います。
既定値はありません。
[2] この頭欄は要求でも応答でも使えます。 モバイル端末が生成しても要求鎖の中間点で付与しても構いません。 プッシュの場合はキャッシュしても構いません。
X-WAP-Profile-Diff
頭欄を串が追加する時は、既存のものを置換えてはならず、一番最後に、次の番号で付加しなければなりません。 (9.1.2.2. 参照。)
[7] この頭は X-WAP-Profile
頭欄から参照して使います。
そちらには順序の指定がありますから、 X-WAP-Profile-Diff
頭欄が複数ある時にはその順序が重要になります。
[3] 構文:
X-WAP-Profile-Diff := "x-wap-profile-diff" *WSP ":" [ FWS ] profile-diff-seq ";" profile-desc [FWS]
profile-diff-seq := (DIGIT -"0") *DIGIT
profile-desc := <プロファイル部分集合の XML Document>
[4]
profile-desc
として使用される RDF/XML 文書実体は、
X-WAP-Profile
頭欄で MD5 要約を算出する際に途中の
LWS
が1つの間隔にまとめられてしまうので、
それによって意味的影響が出てしまうことが (余りないとは思いますが)
ないように注意しないといけません。
ですから、プロファイル差分中でタブとか複数個の間隔とかを使う必要があるなら、 文字参照にしておいた方が安全です。
[5] X-WAP-Profile
頭欄と X-WAP-Profile-Diff
頭欄の対応するもので profile-diff-seq
が一致しなければ、そのプロファイル差分は処理してはいけません。また、 MD5 要約値が一致しない場合もそのプロファイル差分を無視しなければなりません。 (9.1.2.2. 参照。)
[6] この欄は WSP の Profile-Diff
頭に対応します。