[9] OSR は、 Windows のマイナーバージョンでした。
[10] 本来 OSR == OEM Service Release で、 更新を反映した改訂版 Windows を OEM 提供するものの意味でした。
一般利用者に対して提供されたパッチ ServicePack1 を当てた Windows 95 にほぼ相当する、 OEM 版の Windows 95 です。 SP1 として一般利用者も実質的に入手できたので、 この名前や存在はほとんど意識されませんでした。
FAT32 support や InternetExplorer 3, MS-IME 97 など多くの新機能を搭載した OEM 版 Windows 95 です。
一般利用者にはバグ修正パッチの幾つかはそれまでに提供されていたものの、目玉である FAT32 をはじめとする新機能は提供されませんでした。 (それにパッチ集積の SP2 も出ませんでした。)
ということで旧来の Windows 利用者には乗り越えることが出来ない壁となったのでした。バルク品を入手したり、 pre-install 製品付属の CD から install したりする人が続出しました。
一方で OSR2 以前の版の Windows 95 では動作しないが、 OSR2 以降では動作、というソフトウェアがその後増えました。
かなり大きな変更があったらしく (そのためパッチとして提供できなかった。)、例えば MS-DOS の版が 7.0 から 7.1 に上がってました。
OSR2 に、まともな USB support を加えたものです。 OSR2 の末期の利用者に対しては USB support の FD 1枚という形で提供されましたが、一般利用者に対してはやはり提供されませんでした。
InternetExplorer 4.0 を加えたのが OSR2.5 です。 外見だけを見れば Windows 98 にだいぶ近づきました。
[22] Win95 OSR 2.5 が本当にあったかは定かではありません。 OSR 2.1 の次は Win98 だとする説があるのです。まあどうでもいいといえばどうでもいいことですが。
[24] Windows 95 OSR 2.1 と WinIE 4.0 が元から入っているものが OSR 2.5 と呼ばれていました。 (Active Desktop があるので Windows 98 に近い外見でした。 Windows 98 が青い感じなのに対して WinIE 4.0 は黒い感じでしたが。)
[8] See also Windozeの版を調べる
アップグレード パッケージ
CD-ROM ¥15000, FD ¥18000, 通常パッケージ
FD ¥31000。4.00.900 C
って実在したんでしょうか? 実在説と不在説があってよくわからないんですが。