[4] W3C の Note は、 W3C の参加者の一部の意見を反映した文書です。 W3C Process により正式に出版された WG の文書ではありますが、 W3C AC と W3C Director の承認を受けた W3C勧告よりは地位が劣るものです。
[1] 旧 W3C Note は、次の4種類に分割されています。
[2] 分割後の WG Note と IG Note は引き続き /TR/{year}/NOTE-{shortname}-{date} という URL を使っていますが、 Member Submission と Team Submission は /TR/ を使わなくなっています。
[5] WG Note は仕様の要件や追加情報のようなものを正式に公開するために使われることがあります。 しかしそのような文書でも勧告トラックで出版されることがあり、 使い分けは外部からはよくわかりません。
[8] WG Note は「完成」版とは限りません。開発途中のものの場合もあります。
[9] 最終的に WG Note として出版されることを目指した WD が出版される場合もあります。
[7] WG Note の改訂版の新しい WG Note が出版されることもあります。
[3] 近年の WG Note の多くは、開発中止になった際に W3C Process に基づき最終版として再出版されるものです。そうした WG Note は、歴史的価値以外はなく、 通常は無視するべきものです。
[6] ただそうした事情に詳しくない外部の人が、「W3C が新仕様を発表」 のように拡散する場合もありますから、要注意です。