U-labels

Uラベル (ドメイン名)

[1] 非ASCII文字を含むラベルであって IDNA妥当であるものをU ラベル (U-label) といいます。

仕様書

定義

[3] UラベルIDNA妥当である Unicode文字の列であり、 すなわち次の条件を満たすものです。 >>2

[24] >>9>>10 について詳しくはIDNラベルの項を参照。

[13] 対称性制約 (symmetry constraint) >>2: Uラベル U1Aラベル A1 について、

[14] 一般に DNSラベルに適用される規則や規約は UラベルAラベルの双方に適用されますが、 2つ例外があります。 >>2

文脈

[18] Uラベルは表示や入力、あるいは DNS を使わない IDNA 対応プロトコルで使うことができますが、 ゾーン・ファイル照会では使うことができません。 >>2

レンダリング

[22] UラベルAラベルは常に変換可能であり、どちらでレンダリングすることもできますが、 Aラベルは人間にはわかりにくいので通常はUラベルを使うべきとされています。 どちらかを利用者が選べる場合であっても、既定値Uラベルであるべきとされています。 >>23

関連

[19] Uラベルの要件を満たすか未確認のものを未検証Uラベルといいます。

[4] RFC 7483 - JSON Responses for the Registration Data Access Protocol (RDAP) ( 版) <https://tools.ietf.org/html/rfc7483>

Unicode names: Textual representations of DNS names where one or

more of the labels are U-labels as described by

[RFC5890]. Trailing periods are optional.

[25] OID は (ドメイン名ではなく独自の識別子ですが) Unicode label を規定し、その比較を「IDNA2008 Aラベルへの変換結果が同じなら等しい」 と定義しています。

[26] OID Unicode label- を使える位置については Uラベルと同様ですが、 それ以外の使える文字についての規定は異なっています。

[5] RFC 7482 - Registration Data Access Protocol (RDAP) Query Format ( 版) <https://tools.ietf.org/html/rfc7482>

IDNs SHOULD NOT be represented as a mixture of A-labels and U-labels;

that is, internationalized labels in an IDN SHOULD be either all

A-labels or all U-labels.