Public

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仕様書

歴史

HTTP92

[11] HTTP92 で示されている構文と例示では、 , ではなく空白区切りのリストでした >>10

[12] また無指定時は GET のみであることを表していました >>10

RFC 2068

[6] RFC 2068 (HTTP/1.1) 14.35 Public

The Public response-header field lists the set of methods supported by the server. The purpose of this field is strictly to inform the recipient of the capabilities of the server regarding unusual methods. The methods listed may or may not be applicable to the Request-URI; the Allow header field (section 14.7) MAY be used to indicate methods allowed for a particular URI.

Public 応答頭欄は、 サーバーが対応している方式の集合を列挙します。 この欄の目的は、普通でない方式に係るサーバーの能力を受信者が厳密に知ることです。 列挙された方式はその Request-URI に適用可能かもしれませんし、そうでないかもしれません。 特定の URI について認められる方式を示すために Allow 頭欄を使って構いません

  • Public = "Public" ":" 1#method

Example of use:

  • Public: OPTIONS, MGET, MHEAD, GET, HEAD

This header field applies only to the server directly connected to the client (i.e., the nearest neighbor in a chain of connections). If the response passes through a proxy, the proxy MUST either remove the Public header field or replace it with one applicable to its own capabilities.

この頭欄は、クライアントに直接接続しているサーバー (すなわち、接続鎖で一番近いサーバー) にのみ適用します。 応答がを通して渡されるなら、串は Public 頭欄を除去するか、または自身の能力に適用可能なものに置換するかしなければなりません

RFC 2616

[7] RFC 2616 19.6.3 抜粋

The Alternates, Content-Version, Derived-From, Link, URI, Public and Content-Base header fields were defined in previous versions of this specification, but not commonly implemented. See RFC 2068 [33].

Public 頭欄などはこの仕様書の以前の版で定義されていましたが、 広くは実装されませんでした。 RFC2068 を参照。

RFC 4229

[9] RFC 4229RFC 2068 を出典にIANA登録簿に登録しています >>4, >>8。 状態は「標準」となっています >>4。(一覧表では空欄になっています >>8。)

メモ

[1] 結局この欄が使われなかったのは、多くの HTTP サーバーは CGI や同様の仕組みで拡張可能だからではないでしょうかね。使える method は資源に強く依存しすぎていて、サーバーの能力なんてものは明示できなかった。 小さな実装はそもそも最小限の method しか実装していないでしょうから、 そもそもこの欄の目的からすると意味がない。

サーバーの能力を知るには一度応答を受取って、その情報を記憶しておかないといけないという面倒さも障害かも。

[2] 似たような Allow: もありますし、そちらすら (生成することはありますがクライアントには) それほど使われていませんからね。

[34] RFC Errata Report ( ( 版)) <http://www.rfc-editor.org/errata_search.php?rfc=4229>