OldHangulJamo

OldHangulJamo

[1] OldHangulJamo は、 conjoining Hangul Jamo をすべて含むカテゴリーです >>2

仕様書

定義

[3] OldHangulJamo には、 Hangul_Syllable_TypeL (Leading Jamo), V (Vowel Jamo), T (Trailing Jamo) のいずれかである符号位置が含まれます >>2

文脈

[6] PRECIS でも使われます。 >>5

メモ

[4] このカテゴリーは、合成済みの現代ハングル音節のみを認め、 古ハングル音節PVALID から除外するために使われています。 >>2

[7] Unicode には1つの符号位置で表される合成済みのハングル音節と、 3つの符号位置の組み合わせで表すためのハングル字母の2種類のハングル符号位置(など)があります。

[8] そのうち大韓民国で日常的に使われているのは前者で、 OldHangulJamo は後者です。

[9] 現代ハングルはどちらでも記述可能です。 古ハングル固有のハングル音節は後者でしか記述できません。

[10] 明言はされていませんが、 IDNA の最重要の目的は一意な表現と思われます。 そのためだけなら前者と後者のどちらでも記述できる方法のみ禁止すれば良さそうですが、 古ハングルは現代では使われないとみて、複雑な条件で禁止するより一律で禁止してしまおうと考えたのではないでしょうか。

[11] ところが古ハングルと呼ばれる非現代ハングルの中には方言で現在も使われる文字が含まれています。 つまり、現代でも使われ得る文字まで巻き添えで禁止されてしまっています。

[12] このため IDN 以外ではこの規則を使うべきではありません。 方言で使わない古ハングルも、 IDN では使わないとしてもいいのかもしれませんが、 学術その他の目的で使いたいことはあるでしょうから、 他の目的でこれを踏襲するのは不適切です。