NETENABL

NETENABL

[1] Web SGML で追加された SGML宣言の引数 NETENABL (SHORTTAG > STARTTAG > NETENABL) は、 NET可能開始タグNULL終了タグの使用の可否について指定します。

仕様書: Web SGML K.3.5.1 <http://www.y12.doe.gov/sgml/sc34/document/0029.htm>

[2] 引数値:

NETENABL ALL
終了タグを持つことが認められるすべての要素について、 開始タグNET 可能開始タグを使用して構いません。 (NET 可能開始タグに対応する終了タグは NET にしても構いませんし、そうしなくても構いません。)
NETENABL IMMEDNET
終了タグを持つことが認められる空要素について、 開始タグに NET 可能開始タグを使用して構いません。 その時、終了タグは NET でなければなりません。
NETENABL NO
仕様書に説明はありませんが、 NET 可能開始タグおよび NET が使用できないと思われます。

終了タグを持つことが認められるという条件から、 強制空要素で NET を使う時には、 EMPTYNRM YES でなければなりません。

[2] ところで、 JIS X 4151‐1992 6.4.1.3 を見ますと、

要素の開始タグは、その要素が基本文書要素の一部である場合、 net 可能開始タグとしてもよい。

と書かれていて、他の条件は見当たりません。

SHORTTAG YES のときと NETENABL ALL は同じかと思っていましたが、違うのでしょうか。

[3] つまらない8文字制限のせいで NETENABL です。 e がありません。ご注意を。 (名無しさん)