[1]
- WebSGML K.2.5.1 DTD 記法 (DTD notation)
-
DTD特性を表現することができるデータ記法。
- 備考1. この規格は、 DTD 特性を表現する手段としてマーク付け宣言を提供する。この規格は、 DTD 記法の使用を許すが、何の定義も行わない。
- 2. DTD 記法には、他の情報を表現する能力もある。
例えば、 DTD 記法は、文書のデータ内容に関する制約、
又はマーク付け宣言では表現できないが応用による妥当性検証が可能な構造上の制約を表現できる。
しかし、文書がそれら付加的な制約への適合に失敗した場合、
報告可能なマーク付けエラーとはならない。
- 3. DTD 記法は、 DTDデータ実体の中で用いられる。
[2] SGML システムは、
DTD 記法によって表現される DTD 特性を、
認識できる範囲内に置いてマーク宣言によって表現される
DTD 特性と同様に扱わなければなりません。
DTD データ実体に記述されている必須の DTD 特性を理解出来ず、それに対する既定宣言を暗黙に与えることが認められない場合には、
報告可能マーク誤りとします。
(K.4.10.1 参照。)