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GeolocationPositionError インターフェイス (DOM)

目次

  1. 仕様書
  2. 文脈
  3. メンバー
  4. エラーの種別
  5. 歴史
  6. メモ

仕様書#

文脈#

[5] 文書環境晒されます。 >>4

[6] コンストラクターはありません。 >>4

[7] getCurrentPositionwatchPosition で作成されます。

メンバー#

[8] GeolocationPositionError インターフェイスメンバー

[10] 作成後に状態を変更することはできません。

[9] GeolocationPositionError オブジェクトの状態
code
message

エラーの種別#

[11] エラーの種別は code で表されます。 unsigned short 型の3つの定数のいずれかに設定されます。

[12] エラーの説明が message に設定されます。 こちらは機械可読ではない人間 (開発者) 向けの文です。 実装依存で、 仕様書で具体的には決められていません。

code>>4 code>>4 message の例 (Chrome) 説明
1PERMISSION_DENIEDUser denied Geolocation 位置情報の取得が許可されていないための失敗を表します。
1PERMISSION_DENIED Only secure origins are allowed (see: https://goo.gl/Y0ZkNV). 非保安文脈ゆえの失敗を表します。
2POSITION_UNAVAILABLE 位置情報を決定できなかったことを表します。
3TIMEOUTTimeout expired timeout 超過による失敗を表します。

くわしい発生条件は watchPosition

歴史#

[2] 当初は PositionError と呼ばれていました。

[1] Geolocation API Specification ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/geolocation-API/#position_error_interface

[3] DOMExceptionLSException など場面ごとに異なる例外オブジェクトを使う W3C DOM 時代の古い慣習に基づいた設計となっています。 今新しく作られた API ならこのような設計にはならなかったはずです。

メモ#