項目が一番適当そうで、それなりに使われてもいるみたいですが、 item と衝突しちゃうのが玉に瑕。エントリと訳しています。エントリー, 登録, 入力項目参照, 入力 (索引入力 = index entry)entry は enter の名詞形に当たり、入るとか加入, 記入, 登録, 参加登録, 入場権とか。入るという動作の行われる場所に関心が移って入り口, 玄関, 入ったものに関心が移って入場者, 登録(されたもの), 参加登録(されたもの), (辞書の)見出し語とか。エントリーは登録の意味が極めて強い (それに限る?)。入口 (Fortran)entry (見出し語, 収録語) に関する興味深い議事録。ちなみに subentry は 下位見出し語か。複式簿記 = double‐entry bookkeeping。逐語訳じゃなくて double‐entry = 複式だから参考にならないかも。三式簿記 = Triple-entry Bookkeeping。気持ちのいい訳し方だけど、流石に一般に entry = 式は無理ありすぎだよね。組込方式 = point‐of‐entry。単式簿記 = single‐entry bookkeeping。single‐entry/double‐entry を略式/本式と訳すのもあったらしい。また、より直訳的に単記/複記とも。entry = 記は使えそうだけど、生憎計算機・ネットワーク界では複合語ではなく単独で使われることが多いから、どうも語呂が悪い。基本記入 = main entry)項目が一番無難かな。