[4] 昭和時代初期、 日本の東方文化研究所では漢書が研究されました。 能田忠亮と薮内清は、 漢書律暦志により三統術を詳細に研究しました。 >>3 pp.五-六
[6] 支那の古代暦の史料としては漢書の他に史記暦術甲子篇があります。 しかし暦術甲子篇は司馬遷の著述ではなく後人の補益に係ると信じられているため、 また漢の時代に信じられた六暦は秦漢の時代の仮託と考えられているため、 暦の研究としてまず三統術に着手したとのことです。 >>3 pp.五-六
[5] その成果は昭和17(1942)年にまとめられ、 昭和22(1947)年に漢書律暦志の研究として刊行されました。 >>1
支那式太陰太陽暦, 農暦, 旧暦, 朝鮮半島の旧暦, 越南暦
[7] その他関係各記事の研究史の項も参照。