最上位閲覧文脈

最上位閲覧文脈 (Web)

[1] 最上位閲覧文脈 (top-level browsing context) は、 親閲覧文脈のない閲覧文脈です。Webブラウザータブに相当する閲覧文脈です。

[2] これに対して、フレームに相当する閲覧文脈最上位閲覧文脈ではありません。

[3] JavaScript では window.top 属性により最上位閲覧文脈WindowProxy オブジェクトにアクセスできます。

[4] HTML では target 属性値 _top により最上位閲覧文脈で開くべきことを示せます。

仕様書

意味

[18] 最上位閲覧文脈は、閲覧文脈親閲覧文脈をたどってそれ以上たどれなくなったところの閲覧文脈です。

[19] 単に「最上位閲覧文脈」といえば親閲覧文脈null である閲覧文脈のことをいいますし、 ある閲覧文脈最上位閲覧文脈といえばその閲覧文脈から親閲覧文脈をたどった果てを表します。

[20] 最上位閲覧文脈最上位閲覧文脈null です。

状態

[5] 閲覧文脈を参照。

作成

[6] 最上位閲覧文脈が作成されたら、セッション履歴イベントループ並列に実行しなければなりません。

破棄

[23] 最上位閲覧文脈は、タブ利用者が閉じることによって破棄されたり、 window.close で破棄されたりします。

[7] 最上位閲覧文脈が破棄されたら、セッション履歴イベントループは停止する必要があります。

[9] 利用者エージェントは、最上位閲覧文脈への強い参照を持ちます >>8閲覧文脈を捨てると、この強い参照は破棄されます >>8

Window インターフェイス top 属性

[11] Window インターフェイスtop IDL属性取得器は、 次のようにしなければなりません >>10

  1. [30] 閲覧文脈を、文脈オブジェクトWindowProxy閲覧文脈に設定します。
  2. [28] 閲覧文脈null なら、
    1. [29] null を返します。
  3. [12] それ以外で、閲覧文脈最上位閲覧文脈なら、
    1. [13] 閲覧文脈WindowProxy を返します。
  4. [14] それ以外なら、
    1. [15] 閲覧文脈最上位閲覧文脈WindowProxy を返します。

[17] このIDL属性は、Unforgeable です >>10

_top

レンダリング

[27] 最上位閲覧文脈は、にてレンダリングされます。

関連

[16] 最上位閲覧文脈は、親閲覧文脈をたどれるところまでたどった先にあたります。

[21] 最上位閲覧文脈は、補助閲覧文脈かもしれません。

[22] 最上位閲覧文脈でないものは、入れ子閲覧文脈です。

[26] ある閲覧文脈とその祖先閲覧文脈のすべての最上位閲覧文脈は、 同じ閲覧文脈です。

歴史

[24] Be more precise about nested and discarded browsing contexts (domenic著, ) <https://github.com/whatwg/html/commit/39118df640ad4a3f03f164fb5ffe0a56316297be>

[31] Make Window's parent and top attributes nullable (yuyokk著, ) <https://github.com/whatwg/html/commit/9149bbbdeb877f179aef95e4d1cdd418a052886f>