[33] 標準的な読み方は「にじゅうしせっき」とされています。
[34] 毎日新聞は「にじゅうよんせっき」は誤りだと主張しています。 >>28
[35] その毎日新聞の校閲部門がインターネットで3択で質問したものによると、 「にじゅうしせっき」が67%、「にじゅうよんせっき」が30%だったとのことです。 >>28 もう1つの選択肢は不明です。
[36]
詳細は不明ながらも余り信頼性が高そうには思えない調査ですし、
毎日新聞の校閲部門は評判が今ひとつのようですが (
[37] そのような状態で毎日新聞がなぜ一方を誤りと断定したのかは謎です。 誤りと断定した記者は
個人的なことで恐縮ですが、私も以前「にじゅうよんせっき」と読んでいました。そう口にしたとき、後輩がフッと笑みを浮かべたのが忘れられません。
とも書いており >>28、毎日新聞社の不寛容で陰湿な職場の光景が見え隠れしています。
[38] 現在Google日本語入力では「にじゅうよんせっき」を変換しようとすると、 「もしかして」として二十四節気が候補に提示されます。
[39] この種の数値と種別を表す語の組み合わせで成立する単語に於いて、 前半の数値の部分は、 四半期のような極めて強い慣習が成立しているものを別にすれば、 独立した数値の読み方と異なる固定的な読み方でなければならないと拘束することに意味があるとは思えません。 単体の「二十四」を「にじゅうし」とも「にじゅうよん」とも読むことが広く行われている以上、 「二十四節気」の前半の「二十四」を「にじゅうよん」と読んではならないと強制すること、 そう読まなかった者を嘲笑することに合理性は感じられません。
[22] 二十四節季と書くことがあります。
[24] 現在Web検索すると多数の用例を発見できます。 また、近代には既に使われていたことが知られます >>23。 それ以前に遡る可能性もあるでしょう。
[27] 現代のマスコミ各社のうちでは朝日新聞社や FNN で用例があります。 >>26, >>25
[29] 一方毎日新聞は誤りと主張しています。その根拠は示していません。 >>28
[31] 標準的な二十四節気と混用されている事例もあります。 >>30 仮名漢字変換で無意識的に曖昧に使われているのでしょうか。
[32] 現時点でGoogle日本語入力では二十四節気も二十四節季も (二十四節氣も) 変換候補に出現します。
[42] Twitter で「二十四節季」が誤りで「二十四節気」が正しいと主張することを活動目的の1つとするアカウント (であるらしいことがプロフィールに書かれている) があります。 その投稿である >>40 は
国立天文台の解説ページによれば「節気」が正しいようです。
と主張していますが、示されたページには「二十四節季」への言及がありません。 国立天文台は二十四節気を使うというだけであって、 それ以外が誤りであるとは書かれていません。
[47] 同じ投稿者が >>45 では UNESCO では「二十四節気」だと主張しています。 UNESCO で漢字表記が規定ないし登録されているのかは定かではありませんが、 中華人民共和国の提出した提案書では 「二十四节气」 となっています。 >>44 それ以外が誤りであるとは書かれていません。
[46] 同じ投稿者は、 「節季」 の辞書的意味から「二十四節季」は誤りだとも主張しています >>41。
[10] 母数: suchowan's blog, https://suchowan.seesaa.net/article/202304article_23.html
しかし、世の中には二十四節気を、次の二十四節気の前までを指す 期間の意味で用いる用例もあるようです。
[11] 二十四節気と期間: suchowan's blog, https://suchowan.seesaa.net/article/202304article_24.html
上記のような事例を挙げてみると、それなりに用法には 歴史があるのではないかと思います。
[13] XユーザーのOhta@中国語好きのつぶやきさん: 「7月22日から二十四節気の「大暑」に入ったそうだが、中国人は大暑に、マクドナルドのフライドポテトLサイズを食べるという。 大暑吃大薯 思いっきりダジャレだが、私が勝手に考えたんじゃないからね……」 / X, , https://x.com/end2048/status/1815677231038951529
[1] 暦の上ではという時の多くは、二十四節気やそれに基づく季節感を指しているようです。
[9] 「政権交代のたびに暦も作り変え」ていたのが中国。 しかし「暦の上」こと二十四節気を変えるのは早々にやめてしまった。
[3] 二十四節気の節入り日の「1分1秒を争う問題」 (M.Suzuki著, ) http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlwa/201909150.htm
[6] 再度「平気のようなもの」: suchowan's blog, https://suchowan.at.webry.info/201304/article_3.html
[12] 気象協会、日本版二十四節気を検討、一般募集も | スラド, https://srad.jp/story/11/05/11/0325203/
[14] 11_xin.pdf, , https://www2.nao.ac.jp/~mitsurusoma/history7/11_xin.pdf
[19] >>17 の分析は国家神道に重きを置きすぎて、日本でも盆や五節句や旧正月、節分、土用、バレンタイン、クリスマス、ハロウィンなどなど「民間の暦」サイドがずっと行き続けていることを見逃しているような。 国家神道のあった近代ですら地方の中小の神社の祭礼や行事は旧暦や日干支がずっと使われ続けていたわけで。
[20] ことしの「節分」は2月2日 暦がずれる影響で | NHK | 宇宙, 日本放送協会, , https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250126/k10014703971000.html
ことしのカレンダーなどの中には、節分を例年どおり2月3日と記載したものもあるということで、国立天文台暦計算室の担当者は「季節の分け目である節分は地球と太陽の動きで決まります。ことしは日付が変わるので注意してもらいたい」と話しています。
[21] やっぱりカレンダーの記載事項は国家で統制するべきなのでは。。。