[1]

排他的 (はいたてき) (exclusive) XML 正準化法 (せいじゅんかほう) (canonicalization method) は、 この (排他的XML正準化 1.0) 仕様書で定義する、 与えられたXML文書部分集合の排他的正準形を生成する算法です。

[2] 仕様書:

• 排他的XML正準化
  • <IW:XC14N:"#def-exclusive-XML-canonicalization-method">
  • 3. Specification of Exclusive XML Canonicalization <IW:XC14N:"#sec-Specification">

[3] 排他的XML正準化のデータ・モデル、 処理、入力引数、出力データは、 正準XML とほぼ同じですが、 次の違いがあります 排他的 XML 正準化 1.0 3.:

• [4] xml:* 属性を孤児節点たる要素節点に複写しません。 つまり、 xml:lang 属性などの継承は考慮しません。
• [5] 包括的名前空間接頭辞並びという入力引数を受け取りして構いません。 これは、名前空間接頭辞及び/又は既定名前空間を表す字句の並びまたは null です。 この並びで指定された名前空間は、 (>>6 や >>7 ではなく) 正準XML と同じように処理します。
• [6] 名前空間節点 N は、次の条件をすべて満たす時、 結果に含めます。
  • [8] N の親要素が節点集合に含まれる
  • [9] N の親要素が N の名前空間接頭辞を可視的利用している
  • [10] N の名前空間接頭辞がどの出力先祖によっても結果に含められていないか、 または N の親要素であって N の名前空間接頭辞を可視的利用している直近の出力先祖が、 節点集合中に名前空間接頭辞と値が N と同じの名前空間節点を持たない
• [7] 節点集合中の要素 E について、 次の条件をすべて満たす時、 xmlns="" を出力します
  • [11] E が既定名前空間を可視的利用している (= E は名前空間接頭辞なし)
  • [12] 節点集合中に既定名前空間節点を持たない
  • [13] 既定名前空間を可視的利用している E の直近の出力先祖が節点集合中に既定名前空間節点を持つ