寿久

寿永

元号名

永寿

[15] 壽永永寿と表記した事例が1例のみ知られます。

用例

日時事例

[16] 異本では永寿でなく壽永となっています (>>11)。

諸説

[13] 諸本のうち1系統のみに出現し、他の系統では壽永とされているため、 単純な誤写と考えられます。これが昭和時代に通説化し現在に至っていると考えられます。

[14] 令和時代に至るまで、私年号研究の文脈で紹介された事例は見当たりません。

研究史

[9] 群書類従新校本は、昭和4年5月付けで宮内省図書寮所蔵古写本で校勘したと記載しており、 永壽に「壽永」と注を付加しています。 >>8

[11] の論文は、 三十六人歌仙伝 諸本のうち、 群書類従本とその派生と思われる東北大学所蔵のうちの1本が含まれる (A) 系統が永寿とし、 それ以外の (B) 系統が寿永としている、 とまとめています。 >>2

[12] そのうえで、永寿年号は存在しないので、 (A) の誤謬であると断定しています。 >>2

寿久

[35] 紀元編は、 広記を引いて、東鑑寿永寿久ともあるとし、 これを訂正しています。 >>37

[38] 昭和42年の日本私年号の研究は、 私年号でなく私年号的諸資料の本文中 (単独立項なし) で、 >>35 を紹介しています。 >>37 昭和39年の論文も立項なしは同様です。 >>18

延長年号

日本中世の延長年号

[1] 芸文 16(6), 京都文学会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/3547685/1/14?keyword=%E5%A3%BD%E6%B0%B8 (要登録)

壽永9 壽永1の誤りか

[3] 阿波国徴古雑抄, 小杉榲邨, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1918662/1/247?keyword=%E5%A3%BD%E6%B0%B8

関連

[4] 後漢黎朝永寿がありました。

メモ