ヘルパーアプリケーション

ヘルパーアプリケーション (Web)

[1] 90年代には、 MIME型その他の情報によって決定され、 Webブラウザーから呼び出されて Webブラウザーが直接処理できない種類のファイルを開くネイティブアプリケーションのことをヘルパーアプリケーション (helper application) と呼んでいました。

[2] 時代的背景もあり、 URL ではなくダウンロードされたファイル名を受け取って処理するのが普通でした。

[3] 現在までこの仕組みはほとんどの Webブラウザーで実装され続けていますが、 「ヘルパーアプリケーション」との呼称はほとんど使われなくなっています。

[5] Webブラウザー閲覧文脈内で表示するものは、プラグインと呼ばれ、 ヘルパーアプリケーションとは区別されています。

[4] HTML Standard は「外部アプリケーション」という語を使っていますが、 外部アプリケーションにはプラグインとして機能するものも含まれているようです。 なお「ヘルパーアプリケーション」の語も registerContentHandler の項で (未定義で) 使われています。

[6] 処理については、取扱器を参照。

[7] 最近の Chromeダウンロードしたファイルを開くように指定しているのに、 勝手に悪意あるデータの疑いで無視します。 (右クリックして保存を選ぶと窓下方のダウンロードバーに警告が出て操作を選択できますが、 クリックして開く (navigate からのダウンロードまたは download="") のときは何も起こりません。)

[9] Windows 側の関連付け設定を見て判定しているのでしょうか。 イントラネットなので Google が持っているデータベースの判定ではないし、 内容はプログラムでも何でもない普通のデータでも起きます。 勝手にウイルス検査のようなことをしているのでもなさそう。

[8] 勝手に危険認定するし、回避する方法が用意されてないし、 最近の Chrome安全のためと称して好き勝手し過ぎでは?