プロトコル名

protocol 構文 (HTTP)

[1] protocol は、プロトコルの名前と (バージョン) を表す構文です。

仕様書

文脈

[3] protocol やそれに類する構文は、 次の場面で利用されます。

[4] product (User-Agent:, Server:, Via:注釈) も類似した構文を採用していますが、 プロトコルではなく製品を表すものとなっています。

構文

[5] protocol は、プロトコル名のみか、またはプロトコル名プロトコル版/ で区切ったものです >>2

[6] プロトコル名プロトコル版は、いずれも字句です >>2

  1. 字句
  2. ?
    1. /
    2. 字句

[7] 大文字と小文字の区別の有無は明記されておらず、区別するものとみられます。 HTTPの版では区別すると明記されています >>9

[8] 歴史的には、区別しないという解釈もありました。HTTPの版SERVER_PROTOCOL の項を参照してください。 また Web Sockets は、区別しない Upgrade: の処理を定義しています。

[13] SERVER_PROTOCOL では、値に更に制限があります。

[12] HTTPの版では、プロトコル版の値に更に制限があります。

[10] Via: では、プロトコル名HTTP の場合、プロトコル名/ を省略できることになっています。 プロトコル版は省略できません。

  1. ?
    1. 字句
    2. /
  2. 字句

プロトコルの一覧

[14] プロトコルとしては、次の値が利用されています。

プロトコルUpgrade:Via:HTTPの版SERVER_PROTOCOL
fix
GridHTTP/1.0
h2
h2c
HTTP/0.9××
HTTP/1.0×
HTTP/1.1?
HTTP/2.0
HTTP/2
ICAP/1.0
ICE
ICY
INCLUDED
MRCP/2.0
PTTH/0.9
PTTH/1.0
Q4S/1.0
RTSP/1.0
Secure-HTTP/1.4
SIP/2.0
tcp
TLS/1.0
TLS/1.1
TLS/1.2
WebSocket
WebSocket/13

[15] この他に、 HTTPRFC には例示として HTTP/2.0, IRC/6.9, SHTTP/1.3, RTA/x11 という架空の Upgrade: ヘッダーの値が登場します。

[24] この一覧は >>25JSON 形式で収録されています。

IANA 登録簿

[16] Upgrade: の値については、 IANA登録簿 >>17 が用意されています >>20

[18] IANA登録簿RFC 2817 により設けられました >>26, >>27

[19] 2003年12月の時点で、登録簿には一つも登録されていません。 HTTP 仕様書で定義されている HTTP/* や 登録手続きを規定している RFC 2817 が定義している TLS/1.0 すら載っていないのはなんとも間抜けな話です (が、 IANAREG では良くある話です)

[22] その後いつからか、 TLS/1.0 も登録されました。 また、 WebSocket も登録されています。

[21] RFC 7230 は新しい登録手続きを定義しています。 手続きは First Come First Served となっています >>20。 更に HTTP も登録しています >>20

[28] 気づいたら TLS/1.0TLS に変わっています。 RFC 2817TLS/1.0 を規定していましたが、 RFC正誤表TLS を規定し、 TLS の版を指定できる形に改めています >>27

[29] 現在の IANA登録簿は、 RFC 2818 (のみ) を出典に、 版は「ANY DIGIT.DIGIT (e.g.. "1.2")」と説明しています >>17

しかも「IANA登録簿は既に修正されている」>>27 ともされています。 そんな勝手な変更をしないで素直に RFC を改訂してくれればいいのですが...

[31] HTTP/2 において Upgrade: h2 は無視しなければならない >>30 と規定されていますが、なぜかこの h2 という値は登録されていません。 予約状態で登録されていても良さそうなものですが。

[32] 869725 – support shoutcast streams () <https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=869725>