[2] プッシュメッセージ受領証は、 プッシュサービスからアプリケーションサーバーへ送信されるメッセージ配送確認です。 >>1 1.1.
[15] 仕様書ではほかに receipt、 delivery receipt, push receipt, receipt of the message receipt of the push message と呼んだり、 機能として delivery confirmation と呼んだりしています。 利用者エージェントがこれを送信することを acknowledge と呼んでいます。
[3]
受領証購読資源
(リンク関係型 urn:ietf:params:push:receipt
)
は、
アプリケーションサーバーがプッシュメッセージの配送確認を受信するものです。
>>1 2.1.
[4]
アプリケーションサーバーは、
プッシュ資源への要求
(プッシュメッセージの送信)
で、
配送確認を要求できます。
アプリケーションサーバーは受領証購読資源を作成し、
応答で通知します。
[5]
プッシュサービスは、
配送確認に対応しなければなりません
>>1 5.1.。
アプリケーションはプッシュメッセージ資源に
DELETE
要求を送信し、受領を肯定します。
それを踏まえてプッシュサービスはアプリケーションサーバーに適切に応答します。
[13] プッシュサービスは、 受領証購読を終了 (満期) できます。 >>1 7.3.
[10]
アプリケーションサーバーは、
受領証購読資源に対し、
GET
要求を送信して受領証の配送を要求します。
>>1 6.3.
[12]
プッシュサービスは、
受領証購読資源が満期の場合、
404
応答を返さなければなりません。
>>1 7.3.
[31] プッシュサービスは、 要求に対して応答しません。 HTTP/2 server push によって受領証を送信します。 >>1 6.3.
[40]
プッシュサービスは、受領証ごとに、
PUSH_PROMISE
で
GET
要求を利用者エージェントに送信します。
この GET
要求は、
プッシュメッセージ資源を取得するものです。
>>1 6.3.
[11] それに対する応答は、 プッシュメッセージ配送の結果を表します。データは含みません。 >>1 6.3.
[6]
配送確認を受け取れるかどうかは TTL:
の影響を受けます。
[7]
Topic:
の重複により置き換えられた古いプッシュメッセージについては、
利用者エージェントから遅れて配送肯定が届いても、
受領証は抑制するべきです。
>>1 5.4.
[8]
プッシュサービスは、
プッシュメッセージ応答が DELETE
された場合、
アプリケーションサーバーに
204
応答を返さなければなりません。
>>1 6.2., 6.3.
[9]
プッシュサービスは、
TTL:
到来前にプッシュメッセージの配送を断念した場合、
アプリケーションサーバーに
410
応答を返さなければなりません。
>>1 6.2., 6.3.
[14]
アプリケーションサーバーは、
受領証購読資源に
DELETE
要求を送信して、
削除できます。
>>1 7.3.