システム・データ

本項は歴史的事項を説明しています。本項の内容の一部または全部は、現在の状況とは異なるかもしれません。

(なお本項の内容の一部または全部は、互換性または歴史的連続性のために現在も有効な場合もあります。しかし新たに利用することは避けるべきです。)

システム・データ

[1] 処理指令システム識別子などの中身。 ほとんどどんな文字でも使用できる。

システム・データ中では、これを終わらせる区切子 (処理指令なら pic, システム識別子なら lit または lita) を除いてマーク認知を行いません。

[3] 非SGML文字や終わらせる区切子を含める必要がある場合には、 代替の手段を用意するのが望ましいとされてます。 (JIS X 4151‐1992 7 備考を参照。)

[4] 処理指令の場合は区切子を除いた、つまりシステム・データの長さが PILEN 以下でなければなりません。 (JIS X 4151‐1992 7.1 を参照。)

[5] システム識別子の場合は、区切子を除いた、つまりシステム・データの長さが LITLEN 以下でなければなりません。 (JIS X 4151‐1992 9.1.6.1 を参照。)

[6] XML では、システム識別子としては URI に変換できる文字列、処理指令としては対象名で始まる文字列に限定されます。

[7] 関連: SDATA