[1] xslt:decimal-format
要素 (最上位要素) は、数値書式の書式を定義するのに使います。
(SGML の具象構文を定義するようなものですな。)
<http://www.w3.org/TR/xslt#element-decimal-format>
この要素は強制空要素です。
この要素が複数ある場合、名前が異なるか、
または同じ名前でも全ての属性が (既定値を含めて)
同じ値であるなら問題ありませんが、
そうでない場合は誤りです。
名前は name
属性の値で、省略されている場合は既定の書式です。
[2] 属性:
局所名 | 値の型 | 既定値 | 意味 |
decimal-separator | char | '.' | 小数点 |
digit | char | '#' | 数字符 |
grouping-separator | char | ',' | 桁区切り |
infinity | string | 'Infinity' | 無限大 |
minus-sign | char | '-' | 負符号 |
name | QName | (既定) | 書式名 |
NaN | string | 'NaN' | 非数 |
pattern-separator | char | ';' | パターン分離子 |
percent | char | '%' | 百分率記号 |
per-mille | char | '‰' | 千分率記号 |
zero-digit | char | '0' | 零数字 |
[3] name
, digit
, pattern-separator
以外の属性は、書式の適用結果に影響します。 name
, infinity
, NaN
, minus-sign
以外の属性は、書式そのものの解釈に影響します。
[4] この要素で定義した書式文字は format-number
関数で使います。