[1]
織るとか編むとかいう動詞 weave の名詞形。
ということで原義は織物・編物と思われ。
けど、蜘蛛の巣とか、網 (ex. 地下鉄網 the web of underground) とか
の意味に使われることが多そう。
今では、固有名詞 the Web (= World Wide Web) として使われることが大半だと。
[2] Q: WWW の Web は蜘蛛の巣ですか?
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「Web」という言葉自体は、英語で「網」や「織物」を意味し、必ずしも「蜘蛛の巣」に限定されるものではありません。したがって、「World Wide Web」という名称は、情報が網のように世界中に広がるネットワークを象徴するものとして適切であり、「蜘蛛の巣」と特定の結びつきを持たせる必要はないという見解もあります。
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「Web=蜘蛛の巣」という連想は英語圏でも一般的な連想。
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[4]
Tim が名付けた時点で「蜘蛛の巣」の意味を完全に排除していたとは考えにくいが、それ以上に「網状構造」「リンクのネットワーク」という中立的な比喩の意味が強かったともいう。
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初期の英語圏のメディアや説明資料でもしばしば 「spider’s web」 のように比喩されています。
特に教育的文脈では、インターネットやWebの構造を 視覚的に説明する比喩 として「蜘蛛の巣」は便利なので、使われる頻度が高かったのです。
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日本では、翻訳・視覚教材などによって「蜘蛛の巣」的イメージが強調されやすく、若干の文化的ねじれがあったともいえます。