text/x-regexp-js

text/x-regexp-js

[1] text/x-regexp-js は、 JavaScript/ECMAScript正規表現を表す媒体型名です。

媒体型
text/x-regexp-js
引数
なし

意味

[5] この媒体型実体本体は、正規表現パターンであり、 JavaScript/ECMAScriptnew RegExp () 構築子の唯一の引数として指定することができる文字列です。

[6] この媒体型JavaScriptECMAScript の特定の版や実装と関連付けられていませんし、 版や実装を指定することもできません。

符号化

[3] この媒体型実体に対しては、使用するプロトコルtext/* 媒体型に適用可能な任意の内容転送符号化を使用して構いません

[4] この媒体型charset 引数を使用してはなりません実体オクテット列として転送される場合、 UTF-8符号化しなければなりませんオクテット列として受信した実体UTF-8 として解釈しなければなりません

正規形

[9] この媒体型正規形は、 text/plain の場合と同じです。

text/plain正規形では、改行をすべて CRLF で表し、それ以外に CRLF が出現してはいけません。なお、 正規形でない実体正規形に変換すると、その表す正規表現の意味が変わってしまうことがありますから、 注意が必要です。

誤り処理

[7] 実体本体パターンとして不適切な文字列である場合 (ECMAScript 仕様に示された生成規則一致しない場合や、 SyntaxError が発生する場合) には、一般的なWebブラウザの実装が行う誤り処理に倣うべきです

一般的な Webブラウザの実装は一部の誤りからは黙って回復しますが、 致命的誤りとして処理を停止する誤りもあります。

[8] 実体UTF-8 オクテット列として表現されている場合、 サロゲート符号位置が含まれているのは UTF-8 に照らして誤りです。 ECMAScript 仕様は文字列UTF-16 として処理するものとして規定されていますので、 BMP 外の文字列と不正なサロゲート符号位置が混在する場合の処理に注意が必要です。

歴史

[2] text/x-regexp-js という媒体型は2008年12月11日から WebHACC/Whatpm で使用しています。