[14] Prefer: handling は、
鯖の誤りからの回復処理に関するクライアントの希望を示すものです。
[4] handling は、クライアントが鯖に対して、
要求の処理中に誤り条件に遭遇した際にどう処理してほしいかを示すものです >>3。
[6] handling には値として strict
か lenient を指定します。引数はありません。 >>3
[7] 値は大文字・小文字不区別です >>3。
[12] handling=strict と handling=lenient
は排他的で、同時に両方指定することはできません。両方指定されている場合は、
どちらも指定されていないものとして扱うことができます。 >>3
[15] どのような誤りが対象となっているのか仕様上明記されていません。
HTTP その他の仕様上要求されている誤りを handling=lenient
により無視して良いのか、あるいは HTTP その他の仕様上要求されている誤りからの回復方法を
handling=strict により無視して良いのかは明らかではありません。
handling=strict[8] handling=strict は、
要求に誤りが含まれていれば鯖がそれを拒絶することをクライアントが望んでいることを示します
>>3。
handling=lenient[10] handling=lenient は、
要求に誤りが含まれていても鯖がそれを処理することをクライアントが望んでいることを示します
>>3。
[17] OData は handling=lenient
を使わないで独自の odata.continue-on-error を使っています。
[2] RFC 7240 には Prefer: Lenient という例が示されています >>1 が、
handling=lenient の誤りと思われます。
Prefer:全体の処理モデルにより好み字句の重複は最初のもの以外無視されることになっているのと矛盾する気もしますが。。。