respond-async

好み respond-async (HTTP)

[9] Prefer: ヘッダーの値 respond-async は、最終的な処理の完了を待たずに非同期的最後の応答を返すべきことを示します。

仕様書

意味

[4] 好み respond-async は、 非同期的応答を送信することをクライアントが好むことを示します >>3

構文

[6] 値や引数は無い >>3 ものとして定義されています。

処理

[7] は、非同期的応答を返す場合には 202 応答を送信することができます。

[8] 202 をいつどのように使うかは仕様の範囲外 >>3 とされています。

[5] 例えば応答生成に一定の閾値以上の時間がかかる時は、 Prefer: respond-async に従って 202 応答を返すことができます >>3

[2] Prefer: respond-async を独自に処理して構いません。 起源鯖応答を待たずに 202 応答を返すことができます。 >>1

[10] Prefer: wait が指定されている場合、 その指定数以内に応答を返せない時に 202 を返しつつ非同期的に処理を続けられます。 wait

文脈

[13] プッシュ資源 (プッシュメッセージの送信) で使えます。 元の RFC 7240 のニュアンスでは時間がかかる応答を待たずに別の方法で非同期的に結果を受け取るために使うものです (ということは結果は要らないからすぐに応答を返してほしいためにも使い得ます。) が、 プッシュ資源では通常結果を受け取らないところ、敢えて非同期的に結果を受け取ることを希望するために使います。 同じ「非同期的に結果を受け取りたい」表明でも、意味するところはかなり違います。

[203] OData Version 4.0 Part 1: Protocol Plus Errata 01 ( ( 版)) http://docs.oasis-open.org/odata/odata/v4.0/odata-v4.0-part1-protocol.html#_Toc399426736

[204] OData Version 4.0 Part 1: Protocol Plus Errata 01 ( ( 版)) http://docs.oasis-open.org/odata/odata/v4.0/odata-v4.0-part1-protocol.html#_Toc393958809

関連

[11] respond-async が指定されている時には、 odata.callback も指定できます >>12

歴史

[205] draft-thomson-http-nice-01 - Marking HTTP Requests as Unimportant ( ( 版)) http://tools.ietf.org/html/draft-thomson-http-nice-01#section-2.3