[1] 木において隣接する2つの節点について、葉に近い方から見て、 根に近い節点を親節点、 あるいは単に親といいます。
[7] 実世界で使われる木状のデータ・モデルでは、必ずしも単一の親子関係だけで存在せず、 「親子」と捉え得る類似した関係を複数重ね合わせた構造となっていることがあります。 その場合、最も典型的なものだけが親子とされ、それ以外には別の名称が与えられるのが普通です。 以降で紹介するように、節点の種類によって親子または類似した関係を構成できるか否かに制限があったり、 親と子が非対称であったり、「親」と類似した概念を包摂する「起点」 のような概念を持っていたりもします。