[2]
順序時間参照系すなわち
TM_OrdinalReferenceSystem
は、
順序尺度に基づき順序年代の集合として定義された時間参照系です。
>>1 4.1.26, 5.3.4
[5] TM_OrdinalReferenceSystem
は、
TM_ReferenceSystem
を継承します。
>>1 5.3.4
[4] 順序時間参照系は、順序年代の集合として構成します。 >>1 5.3.4
[8] 順序時間参照系の瞬間の時間位置は、
その発生した最短 (最下層) の順序年代中にあるものとし、
TM_OrdinalPosition
により表します。
>>1 5.4.6
[9] TM_OrdinalPosition
は次のものを持ちます。
>>1 5.4.6
[11] TM_OrdinalPosition
は
TM_TemporalPosition
を継承しており、
TM_Position
として使うことができます。
[12] 例えば地質時代を順序時間参照系として表す場合、 新世代、中生代などの順序年代、 その下位層の第三紀、第四紀などの順序年代、 その下位層の更新世、完新世などの順序年代といったような構造になります。
[13] TM_OrdinalPosition
は更新世など最下層の順序年代を参照する形で時代を表します。
[14] OWL-Time は、 順序時間参照系とは順序付けられた間隔の集合 (王朝名、 地質時代、 地磁気逆転、 年輪など) による時間参照系であるとし、 ISO 19108 を引用しています。 >>7
[15] 順序参照系という語も使われていて、 文脈から同義と思われます。