[2] nih: は、対象となる情報のハッシュ値を使って識別する
URL scheme です。 ni: URL よりも「人間可読」>>3
とされています。
[6] ni: は base64url を使うため、
大文字と小文字が混在するなど口頭伝達に不向きです。
対して
nih: は限られた英数字の小文字しか使いませんし、
checkdigit も入っているので、より伝達しやすいように設計されています。
[7] ... とか説明されていて、いまどきハッシュ値の口頭伝達ってどんな冗談かと思いますが、 RFC 6920 の発行は4月1日ではありませんし (4月ではあります。)、 実際に真剣に検討されたようです。。。 どんな目的に使おうとしてたんでしょうかね。
[8] nih: URL は、 nih:、
ダイジェストアルゴリズム、;、
ダイジェスト値、;、
checkdigit で構成されます。ただし最後の ; と checkdigit
は省略できます。 >>3
[10] ダイジェストアルゴリズムは、 ni: と同じ >>3
で IANA に登録された短い文字列です。 アルゴリズムに割り当てられた
Suite ID を使うこともできます >>3。
実装は、対応しているアルゴリズムについて Suite ID
も対応しなければなりません >>3。
[11] ダイジェスト値は、1文字以上の小文字の十六進数による base16
で符号化したものです >>3。ただし読みやすいように任意の位置に
- を任意の個数挿入できます >>3。
[13] checkdigit は、 ISO/IEC 7812 Luhn's mod N algorithm
(N は 16) により計算したものでなければなりません。
その入力は符号化したダイジェスト値ですが、 -
はすべて除去し、十六進数をそれぞれ 0-15 の範囲の値として解釈したものとします。 >>3
[5] ハッシュ値URLの比較を参照してください。
[14] なぜか処理モデルは明記されていません。 checkdigit が指定できるということは、それが不整合な場合、エラーとして扱うのが適切なように思われますが、 そう明記はされていません。
[17] 使われているところを見たことがありません。
[18] 噂にすら聞いたことがないw
[16] 参照元にハッシュ値を埋め込む提案と失敗の歴史の1頁でした。
nih」は Named Information for Humans を表します >>3。