nethelp:

nethelp:

[1] nethelp は、 Netscape Communicator で使われていた NetHelp で相互参照するために使用されていた URIscheme です。

ちなみに、 NetHelp では、 nethelp, mailto, javascript 以外の scheme は使用できなくされていました。あまり意味のある制限には思えませんが、どうしてでしょう?

構文

[2] 構文がきちんと規定されているのかどうかはしりませんが、 Netscape Communicator の help で実際に使われている nethelp URI は、次のような構文をしています。

nethelp:path/name:FRAGMENT_IDENTIFIER

絶対 URI だけで、相対URI と思われるものは見つかっていません。 また、素片識別子の使用例もありません。

意味

[3] nethelp URI は、一見直接物理的な配置を表しているように思えますが、 むしろ URN な感じです。 よく見ると >>2path/name の部分も、 実際のファイルには存在する接尾辞 .htm は含まれていなかったり、大文字・小文字のファイル名がすべて小文字に統一されていたりします。

[7] nethelp URI と実際の URI参照との関連付けは、 JavaScript を使って書かれています。

メモ