[1] man:
URI scheme は、 Un|x
のマニュアル頁を識別するために使われています。
[2] 構文:
man: URI := "man:" name [section]
man := <man 頁名 (命令名)>
section := "(" DIGIT ")"
[6] 素片識別子: 現在のところ man:
URI
と素片識別子を併用した例は確認されていません。
[5] 名前の固有性: man:
URI scheme
の URI は、 section
を指定すれば、
あるシステムにおいてあるマニュアル頁を一意に識別できます。
section
を省略した場合は、
man 命令の通常の動作同様、そのシステムに存在するその
name
のマニュアル頁の中で一番章番号が小さいものが選ばれるのが普通と推測されます。
特定のシステムに限定しないと、ある名前が同じマニュアル頁を指すことはまったく保障されません。
(同じシステムであっても、環境の変化で違うマニュアル頁を指すようになることが起こり得ます。)
ただし、 rm のような基本的な命令であれば、
多くのシステムで共通していることが想定されます。
それでも、あるシステムの rm 命令のマニュアル
を参照する記述力は man:
URI scheme
には存在していないことに注意が必要です。
[7] 標準化: この URI scheme は IANA に登録されていません。標準化の動きは現在のところ見つかっていません。
[3] 例:
[9]
似たものに x-man-path:
があります。
[4] Manpage of URI <http://www.linux.or.jp/JM/html/LDP_man-pages/man7/uri.7.html> (<man:uri(7)>)
[8] Man ( 版) <http://docs.kde.org/stable/en/kdebase/kioslave/man.html>