identity

identity

[2] 内容符号化 identity は、 何もしない (そのままの) 符号化を表します。

仕様書

内容符号化

[3] identity は定義上は内容符号化とはされていませんが、 Accept-Encoding: ヘッダーでは内容符号化と同じように指定することができます。

[10] Content-Encoding: ヘッダーでは指定できないものと思われますが、 明言されていません。

[4] 大文字・小文字は区別しません。

[5] identity は、内容符号化「なし」を表します >>1

[17] identity のみが含まれる場合、どの内容符号化も受け入れないことを示します >>16

[8] IANA登録簿には予約状態で登録されています >>9, >>7

実現値操作

[12] 実現値操作 identity は、 恒等 (identity) >>11 演算を表します。

[13] この実現値操作A-IM: ヘッダーで使い、 IM: ヘッダーでは使いません >>11

[15] identity は、 A-IM:q値を明示的に 0 にしない限り、明記しなくても認められています >>14

転送符号化

[6] RFC 2616 では転送符号化としても identity が使えることになっていましたが、正誤表で削除されています。 IANA登録簿にもありますが、削除状態になっています >>7

実装

[18] HTTP::Message - search.cpan.org () <http://search.cpan.org/~oalders/HTTP-Message-6.13/lib/HTTP/Message.pm>Content-Encoding: の値として identitynone内容符号化なしと解釈します。

[19] Specify identity encoding for range requests (jakearchibald著, ) <https://github.com/whatwg/fetch/commit/2f3d04d3713f6cd0f89d491217175b55911927be>

[20] Some servers seem to expect 'Accept-Encoding : identity' to serve Range requests · Issue #747 · whatwg/fetch () <https://github.com/whatwg/fetch/issues/747>

[21] Specify identity encoding for range requests. Fixes #747. by jakearchibald · Pull Request #751 · whatwg/fetch () <https://github.com/whatwg/fetch/pull/751>

[22] Additional reasoning for sending Accept-Encoding: identity (jakearchibald著, ) <https://github.com/whatwg/fetch/commit/f342c749b82ad63563fbb2f1b4e84620efe1d63b>

[23] Additional reasoning for sending Accept-Encoding: identity by jakearchibald · Pull Request #764 · whatwg/fetch () <https://github.com/whatwg/fetch/pull/764>