document.defaultView

document.defaultView

[1] Document オブジェクトdefaultView IDL属性は、 当該文書の表示されているを返します。

仕様書

取得器

[7] Document インターフェイスdefaultView IDL属性取得器は、 次のようにしなければなりません >>5

  1. [8] 文脈オブジェクト閲覧文脈があれば、
    1. [9] 文脈オブジェクト閲覧文脈WindowProxy を返します。
  2. [10] それ以外なら、
    1. [11] null を返します。

歴史

[6] DOM2 View の一部として追加されました。 DOM2 View は後に廃止され、 HTML5 (現 HTML Standard) に統合されました。

Window の歴史の項を参照。

[2] この属性が実装されているかどうかは、 DOMImplementation.hasFeature (View, 2.0) で確認できるとされていました。

[12] 00年代初期の構想では、1つの文書が複数の「view」 を通してレンダリングされるとされていました。この「view」 は、 CSS媒体型に相当するようなものです。 Webブラウザーで現に実装されているものはその一種「画面表示」で、 将来の高度な実装は他の「view」も提供するであろうが、 取り急ぎ「既定の表示」にアクセスする手段を提供しようと追加されたのがこの defaultView 属性でした。

[3] 普通に表示中の DocumentdefaultView は、 Firefox 2、Opera 9 共に Window を返します。 createDocumentXMLHttpRequest で作った表示されていない DocumentdefaultView はどちらのブラウザでも null になります。

WinIE 6 は実装していません。

[4] Window Object 1.0 ( ( 版)) <http://www.w3.org/TR/Window/#dfn-default-view>

[13] Be more precise about nested and discarded browsing contexts (domenic著, ) <https://github.com/whatwg/html/commit/39118df640ad4a3f03f164fb5ffe0a56316297be>