defaultAction

defaultAction

ev:listener 要素 defaultAction 属性, ev:defaultAction 属性 (XML 事象)

[1] XML事象defaultAction 属性は、 すべての事象聴取器を処理した後に、 既定の動作があればそれを執り行うべきか否かを指定します。

[2] 仕様書:

構文

[4] 属性名の名前空間: ev:listener 要素に指定する時は名前空間なしの defaultAction 属性、 ev:listener 要素と同等に機能する任意の要素型の要素に指定する時は名前空間ありの ev:defaultAction 属性とします。

[3] 属性値: 列挙型であり、2種類の値が定義されています。

cancel
取消可能であれば取消します。 (すべてが取消可能なわけではありません。)
perform (既定値)
既定動作を執り行います。 (他の事象聴取器やスクリプトが取消すこともあります。)

意味

[5] この属性の値を cancel と指定すると、 DOM事象発射されてその要素によって定義される事象聴取器が呼ばれた際に Event 物体の preventDefault () メソッドを呼び出したのと同じことになります。

仮に属性値が perform であったとしても、 事象聴取器の定義の内容で preventDefault () を呼び出していたり、それと同等の定義が含まれていたり、 他の聴取器などが取り消したりすることがありますから、 取り消されないことを保障する (既定動作実行を確約させる) ことはできません。

[6] ある事象にどのような既定動作が関連付けられているのか、 それが取消可能かどうか、その他詳細は事象の定義や実装に依存します。

使用例

[2] 仕様書によると既定動作の例として XHTMLa 要素・その子孫をかちっするとリンク辿るのだ、 と書いてありますけど、そんなことどこで決まっているのでしょう (それは XHTML の場合じゃなくて、 XHTML を実装した特定 UA の場合、だろうに。) まあどうでもいいことではありますが。

メモ

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