結局 multipart/signed媒体型と multipart/encrypted媒体型を 使うことになって、日の目を見ずに消えていった PGP の媒体型。
とはいえ、実装している(いた?) UA は少なからずあるみたい。
というより、旧来の PGPメッセージ交換形式と親和性が高い (というか99%同じ) だから、どの道対応しないといけなかったんでしょう。
CTE には "7bit" と "8bit" だけが使える。 [PGP-kazu]
charset | mime.charset | charset [MIME] | [PGP-kazu] | |
format | text / "mime" | 内容の形式 | [PGP-kazu] | |
x-action | sign / "encrypt" | 中身は何か。 | (非標準) |
format パラメーターの既定値は "text"。 format=mime の時、 charset パラメーターを指定できる。
format=text の時、本文の charset は local 慣習で決まる。
したいときに、どーするか。 IANA 登録簿には登録されていない ものの、この application/pgp 媒体型を使っていいんじゃないでしょか。
但し、(大半を占めると思われる) クリア署名の場合、 application/pgp にしてしまうと、(対応していない) MIME UA が、 application/octet-stream媒体型として取り扱ってしまい、 不便です。
そこで、 text/x-pgp-cleartext-signed媒体型を使うことにしませう。
推奨媒体型パラメーターは charset で、既定値は MIME 以前からの暗黙想定値、または ASCII armor 中に 指定がある場合はその値、とします。
ついでに、 application/pgp 媒体型にも charset パラメーターを 勝手に作ってしまいましょう。その方が色々と(謎)都合がいい。
と思ったら、 [PGP-Kazu] でも定義されてるっぽいことが 書いてあるけど、意味がわかんない。 MIME 実体を中身に持つ PGP 署名だったら、その charset パラメーターはその中身の CT: 領域にあるんじゃないの?