[2] Uniscribe (Unicode Script Processor) は complex script の文字のレンダリングのための Windows のライブラリーです。 >>1, >>7
[3] 比較的単純でフォントに近い処理を担当する OTLS と共に、 Windows における文字のレンダリングの API を実装しています。
[5] Uniscribe はアラビア文字, ヘブライ文字, インド系文字, タイ文字などに対応しています。 用字系を混在させられます。 bidi にも対応しています。 >>1
[6] 用字系ごとに shaping engine を持っています。また特別に対応していない用字系用の OpenType Layout shaping engine も持っています。 >>1
[12] アラビア文字, ヘブライ文字, タイ文字については、 古い OS が対応していた OpenType Layout 以前のフォントにも対応しています。 >>8
[9] Uniscribe は bidiアルゴリズムも実装しています。 >>8
[10] Uniscribe はサロゲートペア処理も実装しています。 >>8
[4] 関連: OTLS, 連なり, 項目, shaping engine
[11] 本来文字符号化処理層に属するべきサロゲートペアを Uniscribe が扱うのは不思議にも思えます。 Windows NT は元々 UCS-2 対応で作られていて、 途中から UTF-16 対応に拡張されたので、 サロゲートペアもここに無理矢理押し込まれたのでしょう。