SIP

SIP

[1] Session Initiation Protocol (セッション初期化プロトコル)。

電話即席メッセージをはじめとした様々な (マルチメディアなどとも呼ばれる) 媒体を Internet protocol 上で実現するための土台となるプロトコルです。

SIP はセッションの初期化の部分を担当しますが、実際の情報交換の部分は各応用プロトコルが定義します。

[4] 通信相手の指定などのアドレス付けが必要な場面では URI を使っています。ですが SIP の理解には URI についての詳細の知識は必要ないかもしれません。

[9] >>2-4 各々のメッセージの理解は基となったプロトコルを知っていれば理解は難しくないのですが、 メッセージの組合せによるプロトコル全体の運用については、 HTTP などとは著しく異なっていますから、 頑張って勉強するしかありません。

SIP の主用途である VoIP の関係上、電話についての知識があると理解も深まるでしょう。

プロトコル

構文

[14] SIPメッセージ参照。

HTTP との関係

[2] SIP は HTTP を基にして設計されたので、 HTTP を知っていれば構造は簡単に理解できるでしょう。但し HTTP と SIP には互換性は全くありません。

[3] HTTP と同じく、 MIME 類似の仕組みを持っています。ですからやり取りされるデータの形式などは MIME の知識があれば比較的容易に理解出来るでしょう。

参考

メモ

[10] RFC 5621 - Message Body Handling in the Session Initiation Protocol (SIP) ( 版) <http://tools.ietf.org/html/rfc5621>

[11] RFC 2543 - SIP: Session Initiation Protocol ( ( 版)) <http://tools.ietf.org/html/rfc2543>

[12] RFC 3261 - SIP: Session Initiation Protocol ( ( 版)) <http://tools.ietf.org/html/rfc3261>

[13] RFC 8048 - Interworking between the Session Initiation Protocol (SIP) and the Extensible Messaging and Presence Protocol (XMPP): Presence () <https://tools.ietf.org/html/rfc8048>