[2] RFC 822 の前の版である RFC 724 では RFC 822
とは異なり ABNF を定義していませんでしたし、構文記述にも RFC 822
とは異なった BNF を用いていました
(その BNF の定義は明記されていませんでしたが)。
[1] 定義が ::=
の変種:
RFC 2110 (MHTML) は RFC 822 の構文を使うと称して、
左辺を右辺で定義する
という演算子を =
ではなく ::=
としています。
ちなみに RFC 2110 には明記されていませんが、 LWS
を自由に挿入できるという RFC 822 の構文の性質も受け継いでいるようです。
RFC 2110 の改訂版である RFC 2557
は RFC 2234 の ABNF による定義になっています。
[3] RFC 2234のABNFは RFC 822 で用いられていた ABNF から派生しました。