PIF

PIFファイル

[2] MS-DOSプロンプト

[1] 少なくても Windoze 3.1 の時代から (それ以前はわしゃしらん。) PIF ファイルというものがありました。 Windoze 実行中に MS-DOS のプログラムを実行するための設定ファイルみたいなもんで、 Program Information File かなんかの略称なのでしょうが、 Windoze 3.1 の付属プログラムにはその名も PIF エディタってのが ついてたくらいでした。

それが、 Windoze 95 の治世になって、 MS-DOS アプリケーション へのショートカットという「種類」になりました。内容は (たぶん ほとんど) 変わっていないのですが、 Windoze アプリケーションへの、 単に「しょーとかっと」と呼ばれる *.lnk の子分か何かに格下げ(?) されました。まあ MS-DOS との決別を謳った Windoze 95 ですから、 妥当なところかもしれません。 一方で PIF エディタは廃止されたものの、「プロパティ」で簡単に 編集できるようになった点からすれば、待遇は改善されたとも 言えましょう。 注1

注1 Windoze 95 で Windoze 3.1 より MS-DOS の扱いが全体的に 向上してます:-)

さてその後数年、 Windoze Me でこの PIF はどうなったかと 言いますれば・・・「種類」=「テキスト ベース (コマンドライン) の機能を実行できます。」 はあ? こいつ何言ってんだ? それの どこが「種類」なんだよ。そりゃ説明だろが。とか小一時間 問い詰める以前に呆れて物も言えませんのでした。

みなさまご存知かとは思いますが、 Windoze Me では MS-DOS の扱いはかなりひどくなって、ついに Windoze GUI (旧 win.com およびそれ以降) が無い状態で起動することが出来なくなるなど、もう無視されたような もんなんです。ま、仕方無いんでしょうか。