[1] LetterDigits は、“普通”の文字や数字を表します。
[3] General_Category が次のいずれかである文字は LetterDigits です >>2。
[13] PRECIS でもこのまま使われています。 >>12
[15]
PRECIS の文字カテゴリー
OtherLetterDigits
は、
「伝統的」な文字と数字とは異なる文字と数字を表します。
>>14
[16]
OtherLetterDigits
は、
General_Category
が
Lt
,
Nl
,
No
,
Me
の文字の集合です。
>>14
[19] IDNA や PRECIS のいう「普通」「伝統的」「文字」「数字」 はかなり直感と乖離していて問題があります。
[20]
まず、 LetterDigits
には結合文字が多く含まれています。
これはアクセント付きラテン文字のようなものを考えるとある種当然ともいえるのですが、
問題となるのは LetterDigits
が文字列ではなく文字の集合であるにも関わらず、
結合文字を含み、それを「「普通」の文字や数字」と称していることです。
[21]
「「「普通」の文字や数字」の列」だけを認めるつもりで LetterDigits
を使うと、「結合文字だけの列」のようなものを認めてしまうことになりますから、
流用時は要注意です。
[22]
OtherLetterDigits
を眺めるとこれは確かに「普通」ではないなと思わせる記号的なものなどが並んでいますが、
中に混じってなぜ「普通」でないことにされているのか疑問なものも混ざっています。
丸付き文字を作るための結合用の丸や四角なども混ざっています。
[23]
従ってほとんどの用途において LetterDigits
も OtherLetterDigits
も帯に短し襷に長しな印象があります。
IDN や PRECIS 以外では使うべきではないでしょう。