[12] xml-model
は、
XML文書にスキーマを関連付ける処理司令 (の対象名) でした。
[13] XML の衰退が明確になりつうあった時期に開発が始まりました。 スキーマの関連付けには既にスキーマ言語依存の手法や実装依存の手法が使われており、 その一般化を目指したのでしょうが、置き換えることはできずに XML もろとも使われなくなりました。
[14] XML DTD の関連付けは XML 本体仕様に組み込まれた
DOCTYPE
により行うことができ、
ほとんど実装されておらず相互運用性に問題がある本機能を使う必要性はありません。
(そもそも XML DTD を本機能で使うことは、本機能の仕様書に例示がある程度で明確な処理方法の規定がないため、
実装可能かどうかも怪しい。)
[15] XML Schema の関連付けは xsi:schemaLocation
属性などにより行うことができ、
XML Schema 本体仕様の一部であるため XML Schema に対応した実装なら確実に対応していると思われますから、
そちらを用いるべきです。
[1] Associating Schemas with XML documents 1.0 (First Edition) ( 版) http://www.w3.org/TR/2010/NOTE-xml-model-20100415/
[2] Associating Schemas with XML documents 1.0 (First Edition) ( 版) http://www.w3.org/XML/2010/04/xml-model/
[3] Associating Schemas with XML documents 1.0 (Second Edition) ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2011/NOTE-xml-model-20110811/
[4] Associating Schemas with XML documents 1.0 (Third Edition) ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-xml-model-20121009/
[5] Associating Schemas with XML documents 1.0 (Third Edition) ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/xml-model/
[6] Associating Schemas with XML documents 1.0 (First Edition) ( ( 版)) http://www.w3.org/XML/2010/01/xml-model/
[7] XML Core Working Group ( ( 版)) http://www.w3.org/XML/2013/xml-core-charter.html
[10] W3C では WG Note であって W3C勧告ではないのに、 ISO/IEC では国際標準なのは謎。
[11] 使われているのを見たことがないけど、一体誰が使っているのだろうか?
[16] General XML recommendation – JATS4R (, ) https://jats4r.org/general-xml-recommendations/
[17]
IANA登録簿の XML ファイルが xml-stylesheet
の次に
xml-model
で
RELAX NG
スキーマを指定していますね。