HTML の呪縛を解き放て

HTML の呪縛を解き放て

[2] HTMLの呪縛とは、 元々 HTML の開発者だったはずの W3C00年代における HTML に対する認識を表す言葉です。

[3] XMLXHTML2 も参照。

[4] HTML の呪縛を解き放ては、 W3Cスタッフ (当時) の石川雅康氏の 「W3C フォーラム イン ORF 2005 — W3C 標準活用術 —」の発表です。

[5] 発表者の mimasa 氏は、旧HTML WGW3Cスタッフとして関わり、 XHTML 2.0 などの開発やイベントでの広報などを行っていました。 この時期には XHTMLXFormsSVG などを組み合わせる XML複合文書技術を開発する CDF WGW3Cスタッフとして参加していました。

[6] 結局 mimasa 氏ら W3C 関係者は「HTML の呪縛」 から逃れることはできなかったようで、 XHTMLXFormsXFramesXML EventsWICD といったこの時期のW3Cが推進していた技術は尽く失敗しました。

[7] なお、このスローガンの元で開発されていた XHTML2 その他関連する技術は、 よくみると HTML の設計・歴史的制約に引きづられているらしい点が数多く指摘でき、 仮にそのまま開発が継続されていたとしても、 「呪縛を解き放」つというのには程遠い状態だったと思われます。

詳しくは各項を参照。