Content-Description:

Content-Description: ヘッダー (MIME)

[1] Content-Description: ヘッダーは、 MIME 実体の説明を書く欄です。

構文

[13] 人間可読の任意の文を書きます。

[14] といっても RFC 2047 の規定により、 符号化語が解釈されます。 非ASCII文字や、 符号化語と誤解され得る文字列は、 符号化語によって記述する必要があります。

実装

歴史

[2] 早期の MIME draft では Subject:欄が使われていましたが、複数部分本体の中の MIME 実体では Content-*: 欄以外無意味としたので、代わりにこの CD 欄が設けられたと思われます。 (誰か ietf-822ext のメイル記録でも漁って確認して下さい。)

[12] RFC 2045 8. Content-Description Header Field

The ability to associate some descriptive information with a given body is often desirable. For example, it may be useful to mark an "image" body as "a picture of the Space Shuttle Endeavor." Such text may be placed in the Content-Description header field. This header field is always optional.

説明文を本文につけておくことが出来ると嬉しいことがしばしばあります。 例えば、 "image" 本文に「宇宙シャトル Endeavor (努力)」 とメモっておくと有用かもしれません。このような文は Content-Description 頭欄に置くことができます。 この頭欄は常に省略可能です。

  • description := "Content-Description" ":" *text

The description is presumed to be given in the US-ASCII character set, although the mechanism specified in RFC 2047 may be used for non-US-ASCII Content-Description values.

説明は US-ASCII 文字集合で書かれているとしますが、 RFC 2047 で規定された方法を非 US-ASCII Content-Description 値のために使っても構いません。

訳注: RFC 2047 の方法 == encoded-word

[8] RFC 5335 により、 message/global においては欄本体の部分が unstructured として定義されるように更新され、それによって UTF-8 の使用が認められるようになりました (RFC 5335 4.3)。

[10] RFC 3801 - Voice Profile for Internet Mail - version 2 (VPIMv2) ( ( 版)) http://tools.ietf.org/html/rfc3801#section-4.3.1

[11] RFC 7681 - Email Exchange of Secondary School Transcripts ( 版) https://tools.ietf.org/html/rfc7681

メモ