[6] 証明書指紋 (certificate thumbprint、 certificate fingerprint) >>5 は、 証明書のハッシュ値 (要約) です。
[2] SPKI Fingerprint は、 X.509証明書の SPKI の DER 符号化したものを入力として既知の暗号学的ハッシュアルゴリズムに与えた時、 その出力のことをいいます >>1。
[9] Base64符号化SPKI Fingerprint は、 RFC 4648 Base64 符号化された SPKI Fingerprint です >>8。
x5t
[11]
JWS
のヘッダー引数
x5t
(X.509 certificate SHA-1 thumbprint)
は、
JWS
RFC 4949 デジタル署名に使った鍵に対応する
RFC 5280 X.509 証明書の DER 符号化の
SHA-1 指紋 (要約)
を
RFC 7515 base64url 符号化したものを表します。
>>5
[20]
JWK
の鍵引数
x5t
(X.509 certificate SHA-1 thumbprint)
は、
RFC 5280 X.509 証明書の DER 符号化の
SHA-1 指紋 (要約)
を
RFC 7515 base64url 符号化したものを表します。
>>19
[12]
JWS
のヘッダー引数
x5t#S256
(X.509 certificate SHA-256 thumbprint)
は、
JWS
RFC 4949 デジタル署名に使った鍵に対応する
RFC 5280 X.509 証明書の DER 符号化の
SHA-256 指紋 (要約)
を
RFC 7515 base64url 符号化したものを表します。
>>10
[22]
JWK
の鍵引数
x5t#S256
(X.509 certificate SHA-256 thumbprint)
は、
RFC 5280 X.509 証明書の DER 符号化の
SHA-256 指紋 (要約)
を
RFC 7515 base64url 符号化したものを表します。
>>19
[16]
JWE
のヘッダー引数
x5t
,
x5t#S256
は、
それに対して JWE が暗号化された公開鍵を含む証明書を示す指紋を表します。
JWE を解読するための秘密鍵の決定に使えます。
>>15
[19] JWK では、 証明書の鍵は JWK の他の鍵引数が表現する公開鍵と一致しなければなりません。 >>18
[13]
x5t
,
x5t#S256
の使用は任意です。
>>5, >>10, >>18
指定してもしなくても構いません。
[21]
JWK では鍵用法、算法、その他の情報の鍵引数は指定しても構いませんが、
その場合証明書と意味的に一貫していなければなりません。
この辺の事情は x5u
の場合と同じです。
>>18
[14] x5t
で SHA-1 が使われるのは、互換性のためとされます。
x5t#S256
は SHA-256 を使いますが、
JWS 開発当時の既存の開発プラットフォームでこれに対応したものはありませんでした。
>>7