[1] 釜ヶ渕堰堤の釜ヶ渕排水トンネル (かまがふちはいすいとんねる)
平成25年3月27日(大安吉日)に、松本市安曇地区上高地地先で本年2月20日から掘削を開始していた釜ヶ渕排水トンネルが貫通しました。 工事受注者の㈱岡谷組、その協力会社、発注者である松本砂防事務所の関係者が見守る中、15時00分に最後の発破が行われ15時05分に貫通が確認されました。 この工事は、摂氏マイナス20℃にもなる極寒の中での施工であり、幾度か掘削機械等の故障が発生しましたが、無事故無災害で予定通り掘削し貫通させることが出来ました。 今後は、巻立て及び底版コンクリート、トンネル出入り口の処理(坑門工)を施工し、トンネル全体として今年の秋頃の完成を目指しています。 本工事の施工箇所にある釜ヶ渕堰堤は、施工当時(昭和19年竣工)の先端的な建設技術と、景観と調和した形態が評価され、平成14年9月に文化庁の登録有形文化財として登録されています。 釜ヶ渕堰堤は、長年にわたり上流からの土砂流出を調整し、梓川流域を守ってきた砂防堰堤ですが、厳しい気象及び度重なる洪水により、現在は老朽化が著しい状況にあります。 その為、松本砂防事務所では、釜ヶ渕堰堤の補強を実施するために梓川の流水の仮回し用のトンネルとして、釜ヶ渕堰堤の右岸側(下流に向かって右側)の山に全長約135mの排水用トンネルをNATM工法にて施工するものです。
平成25年3月27日(大安吉日)に、松本市安曇地区上高地地先で本年2月20日から掘削を開始していた釜ヶ渕排水トンネルが貫通しました。
工事受注者の㈱岡谷組、その協力会社、発注者である松本砂防事務所の関係者が見守る中、15時00分に最後の発破が行われ15時05分に貫通が確認されました。
この工事は、摂氏マイナス20℃にもなる極寒の中での施工であり、幾度か掘削機械等の故障が発生しましたが、無事故無災害で予定通り掘削し貫通させることが出来ました。
今後は、巻立て及び底版コンクリート、トンネル出入り口の処理(坑門工)を施工し、トンネル全体として今年の秋頃の完成を目指しています。
本工事の施工箇所にある釜ヶ渕堰堤は、施工当時(昭和19年竣工)の先端的な建設技術と、景観と調和した形態が評価され、平成14年9月に文化庁の登録有形文化財として登録されています。
釜ヶ渕堰堤は、長年にわたり上流からの土砂流出を調整し、梓川流域を守ってきた砂防堰堤ですが、厳しい気象及び度重なる洪水により、現在は老朽化が著しい状況にあります。
その為、松本砂防事務所では、釜ヶ渕堰堤の補強を実施するために梓川の流水の仮回し用のトンネルとして、釜ヶ渕堰堤の右岸側(下流に向かって右側)の山に全長約135mの排水用トンネルをNATM工法にて施工するものです。
[3] この記事はSuikaWiki Worldで2013-04-20T11:35:51Zに作成されました。 2013-04-20T11:37:06Zに最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/22776855933238064