時差廃止論

時差廃止論

[3] 時差廃止論は、標準時を統一して時差を撤廃しようとする提案です。

世界標準時への統一

[4] 現在も世界標準時として UTC があり、航空管制など分野によっては既に世界共通の標準時として使われています (時間帯の接続を参照)。しかし日常生活も含めてすべての標準時を統一しようとする提案は、 ほとんど支持者がいません。

[2] Beat は提唱者の所在地を事実上の標準時とすることを試みていましたが、 ほとんど相手にされませんでした。

[15] Ask Slashdot: Could We Deal With the End of Time Zones? - Slashdot, https://slashdot.org/story/11/08/27/1819203/Ask-Slashdot-Could-We-Deal-With-the-End-of-Time-Zones

[1] 「タイムゾーン」を取っ払って全世界で統一して UTC を採用する方が便利? | スラド サイエンス () https://science.srad.jp/story/11/08/30/0132221/

[6] 私たちと時間の関係は「電車」の登場によって作られた - GIGAZINE () https://gigazine.net/news/20180520-train-travel-world-time/

イギリスは世界の各国もグリニッジ標準時に従うこと、たとえ他の場所では深夜であろうともロンドンが正午であればその場所にいても正午とすべきことを提案したとのこと。しかし、各地域の人々は地元の時間を重視していたため、実際にはこの提案は採用されませんでした。

[7] Hanke-Henry calendar の提唱者らは時差撤廃を主張しています。

[5] X51.ORG : 日付と曜日を固定 - 米国の科学者が新たな暦を開発 () http://x51.org/x/05/01/0422.php

更に、例えば米国東部の人間は1700時に昼食を取るといったように、今後は世界中でグリニッジ標準時を利用することを提案している。

[10] 時刻は慣れればいいけど、 日界が日中に来るのは不便なんじゃ?

その他の時差撤廃

[8] 標準時の実施とはすなわち地方時時差の撤廃に他なりません。 それ以外に標準時実施後の更なる時差の撤廃の提案も多く、実現したものもいくつかあります。

[9] 複数標準時統一による時差撤廃

メモ

[13] Changing Times | Cato Institute, https://www.cato.org/publications/commentary/changing-times

[14] Wayback Machine, https://web.archive.org/web/20120119175333/http://henry.pha.jhu.edu/hanke.henry.pdf

[11] 404 Blog Not Found:夏時間だけでなくてタイムゾーンも () http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50845441.html

[12] 国家と時間 協定世界時(UTC)を導入せよ - 塩原俊彦|論座 - 朝日新聞社の言論サイト (塩原俊彦 2020年01月01日 The Asahi Shimbun Company著, ) https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019122300003.html?page=4

たとえば、筆者はニューヨークタイムズやワシントンポストを購読しているが、その掲載時間がいつなのかについていつも気にかかる。現地時間と日本時間では、日付が異なる場合があることも鬱陶しい理由の一つだ。おまけに米国は夏時間を採用しているから(一部の州を除く)、この点も考慮しなければならない。こんな状況だから、すでにパイロットは前述した世界共通の協定世界時(UTC)に基づいて航空機を運航している。

世界中でUTCが採用されれば、英国のグリニッジが正午を迎えたとき、地球上のすべての場所が午前12時になる。各国はこれまでと違った時刻でいままで通りの活動をするだけの話だ。最初は抵抗感があるかもしれないが、紹介したように標準時は近代化を象徴する鉄道が生み出した産物にすぎない。そう考えると、インターネットに代表される新時代に対応する新しい仕組みを世界規模で定めること自体に何の問題もないはずだ。