[1] JIS X 3015:2005 (C#, IDT ISO/IEC 23270:2003) は文法の定義に次のような表記法を使っています JIS X 3015:2005 5.。

• 文法 := *文法規則
• 文法規則 := 構文文法式 / 字句文法式
• 構文文法式 := 左辺 ":" (改行 右辺 / 多数選択)
  • 右辺で左辺を定義。
• 字句文法式 := 左辺 "::" (改行 右辺 / 多数選択)
  • 右辺で左辺を定義。
• 多数選択 := "次のいずれか" 改行 1*(水平空白 選択肢) 改行
  • 余りにも個数が多い場合に使用。
• 左辺 := 非終端記号
• 右辺 := 1*(水平空白 選択肢 改行)
• 選択肢 := 項 *(水平空白 項) / 文章による説明
  • 表記法の章に説明がありませんが、 完全に人間向けの文で記述されているものが多々あります。
  • 文章の説明の中に非終端記号が含まれているものもあります。
• 項 := (非終端記号 / 終端記号) [省略可能]
• 省略可能 := opt
  • 終端記号の後に付けられるのかは明記されておらず、 実際にそのような例はありません。
• 非終端記号 := "《" 1*文字 "》"
  • JIS では日本語に訳されています。
  • 英数字と仮名漢字の他に # も使われています。
• 終端記号 := <1*(U+0020〜U+007F) (タイプライタ体)>
  • さすがに U+0020 や U+007F を終端で使っている例はありません。