拡張済基底

基底文字

[1] 結合列において結合文字結合される非結合文字基底文字 (きていもじ) (base character) といいます。

仕様書

基底文字

[3] 基底文字は、 図形文字のうち、 General CategoryCombining Mark (M) であるものを除外したものです。 >>4, >>2

[6] ほとんどの Unicode文字基底文字です。 General Category のうち、 Letter (L)、 Number (N)、 Punctuation (P)、 Symbol (S)、 Space Separator (Zs) の符号位置基底文字です。 >>4

[7] 私用文字 (Co) を基底文字とするか否かは実装により定めることとしますが、 別途の情報が無い限りの既定の解釈は基底文字であるものとするべきです。 >>4 私用文字

[5] 結合文字列にあっては、 基底文字は最初の文字であって、結合マークが適用される対象であります。 >>2 (結合文字列にはそのような基底文字が存在しないこともあります。) この意味のものは結合文字に対して関連付けられた基底文字といいます。

[14] 異体選択子と併用して異体列を作ることができます。

拡張済基底

[11] 拡張済み基底 (extended base) は、 基底文字か、 標準韓音節ブロックです。 >>9

[12] Korean conjoining jamo character の列も実質的に単一のハングル音節文字同様の挙動を示し、 字母列全体として1つの基底を成すのであって、 拡張済み基底はこれを表します。 >>9

[13] 書記素基底と似ていますが、多少の出入りがあります。

基底グリフ

[15] OpenType におけるグリフ級 1 は、 () (てい) グリフ (base glyph) を表します。

[16] OpenType フォントグリフ級GDEF で設定します。 グリフ級

[17] 文字における基底文字グリフにおける基底グリフは似たような概念です。 基底グリフも単体で使うことができますし、 マークグリフと組み合わせて使うこともできます。

[18] グリフにおいては基底グリフ合字グリフが区別されます。 これは基底グリフへのマークグリフ添付点が1個分しか無いのに対し、 合字グリフへのマークグリフ添付点が複数個分になり得る違いによります。 添付点

[19] 普通は基底文字に対応付けるグリフは (1つになるなら) 基底グリフまたは合字グリフになります。 (OpenType フォントとして技術的にはそのような制約はありませんが。)

レンダリング

結合文字

メモ