合成図形文字

合成図形文字

合成文字と同じですが、 JISX0211-1994 はこう呼んでいます。

A.2 合成図形文字 編集機能が直ちに実行されるのに対し、

書式機能受信装置に蓄積できるので、図形文字の合成には、

書式機能は使ってよいが、編集機能は使ってはならない。

例えば、記号≠を、 = [EQUALS SIGN (等号)] と / [SOLIDUS (斜線)]

とで合成する場合、

=CUR/

というシーケンスを、重ね書き機能のない装置が受信した場合、

期待した結果は、得られない。しかし、このような装置でも、

=BS/

というシーケンスを保存し、意図したとおりの合成記号を

実際に生成できる装置に転送することが出来る。

この例は、編集機能と書式機能の効果の差異を説明するのに役立てる

ことだけを目的としている。2個以上の図形文字を1個の図形として

表示する場合は、制御機能 GRAPHIC CHARACTER COMBINATION

(GCC, 図形文字合成) を使うべきである。

(以上 JISX0211-1994 A.2)