warn-agent

プロキシの名前

[104] プロキシの名前として、通常のホスト (ドメイン名IPアドレス) の他に、真のホストを隠匿した識別子が使われる場合があります。 これは、プロキシによって内部ネットワーク内の構造を外部に晒してしまうことを防ぐのが目的です。

仕様書

構文

[23] Via: ヘッダーにおける受信者は、 Host: ヘッダー欄値と同じような値か、 変名です。 >>17

  1. |
    1. =
      1. ホストとポート
      2. ?
        1. :
        2. ポート
    2. 変名

[1] 変名 (pseudonym) は、字句です。 通常は転送を行う受信者ホストポートですが、 これを晒したくない場合には変名を使うことができます。 >>17

[2] ポートが省略された場合には、指定されたプロトコル既定のポート番号と解釈して構いません。 >>17

[30] ホストASCII でなければなりません。 IDNPunycode 化する必要があります。
[31] ホスト変名は、構文的に完全には区別できません。 ただ実用上は TLDになっていることは無いでしょう。 (DNS 以外のシステムを使っているネットワークではあり得ますが...)
[7] こちらでは未知を表す方法は用意されていません。

[4] 実際に指定する値の決定や置き換えについては、 Via: を参照。

警告エージェント

[19] Warning: ヘッダー警告エージェント (warn-agent) は、 RFC 3986 host か、それに :port を続けたものか、変名のいずれかです。 変名は、字句です。 >>3

  1. |
    1. =
      1. ホストとポート
    2. 変名

[5] 警告エージェントは、 Warning: ヘッダーを追加したの名前か変名デバッグ目的で記述するものです >>3

[6] 未知の場合には、 - と指定することが推奨 (recommended) されています >>3

[38] ホストASCIIでなければなりません。IDNPunycode 化する必要があります。
[35] 未知というのがどのような場合なのかはわかりませんが、明らかにしたくない場合でしょうか? なお節点識別子では unknownという値が使われています。
[39] Via: ヘッダーとは違って、 ポートが省略された場合の意味は規定されていません。

節点識別子

[8] Forwarded: ヘッダーでは節点識別子が使われています。

メモ